境内の様子 庚申塔(こうしんとう)など
境内には、精緻な彫刻が見事な庚申塔が建てられています。
庚申とは……
人間の体内にいるという三尸虫(さんしちゅう)という虫が、庚申の日の夜、寝ている間に天帝にその人間の悪事を報告しに行くとされています。
眠らなければ悪事が天帝の耳に入らないとして、庚申の日の夜は夜通し眠らないで勤行をしたり宴会をしたりする風習がありました。これを、庚申待ちといいます。
庚申塔の上部には青面金剛の彫刻が施され、台座部分には、庚申講に参加していた、地域の町民の名前が刻まれています。



このほか、日露戦争中に犠牲となった軍馬・犬・鳩の魂を供養する『戦没軍馬犬鳩の碑』があります。